杜氏・蔵日記白扇ニュース

\もうすぐ年末/今どき、お歳暮なんてもう古い?!

いつもご愛顧いただきありがとうございます(^^)

11月に突入し、

あれよあれよとあと2ヶ月で

新しい年がやってきますね!

今年一年を振り返ると

いろんな方との出会いや、お会いできることの嬉しさや喜びを感じた一年だったなぁと思います。

何より〝心身共に健康って大事!!〟って感じております。

さて、今回題名にもある通り、

お題は〝お歳暮〟について。

みなさん、お歳暮って贈っていますか??

お歳暮のイメージって上司や目上の方になんちゃらかんちゃらで、気を遣って…ってちょっと堅苦しくて、面倒くさい感じが無きにしも非ず。。

『そんな堅苦しい風習なんてこの時代には合っていない!!』

って声もありますよね。

果たして、お歳暮って本来そうゆうものなのでしょうか??

白扇酒造四代目にお話しを聞いてみました!


—そもそもお歳暮の由来って、いったい何なのですか?

4代目社長:もともとは年越しに際し、

お嫁さんの実家の人たちがご先祖様へのお供え物を本家に持ち寄ったことが始まり。

とされています。


またお歳暮自体は全国的な風習ですが、

関東と関西では贈る時期が若干異なるんです。

—言われてみれば関東の方が少し早いイメージです。
ところで贈る物に食料品やお酒が多いのは、何か理由があるのですか?

4代目社長:これは年越し用の供え物として、魚介類やお酒を届けていた風習の名残と言われています。


ちなみにお歳暮を1回だけ贈るのは失礼とされていて、継続して贈ることが大切という考え方もあるんですよ。


日頃の感謝とこれからの長いお付き合いの気持ちをこめて贈ると良いですね。

—おぉー、初めて知りました!

4代目社長:ところで、今回改めてお歳暮について本で勉強していた際、

熨斗(のし)について面白いお話があったので紹介します。


現在、私たちが普段使用する祝儀袋やお悔やみに使用する香典袋、不祝儀袋に記されている熨斗の結び方にもそれぞれ意味があるんです。


例えば、お歳暮に使う熨斗は、一般的に紅白の

花結び(蝶結び)です。

花結びは簡単に結んだり解いたりできるので、「何度あっても良い」という意味があります。


また、お悔やみにつかう熨斗は「結びきり」を使用し、「繰り返すことのないように」と「二度と起こらないように」の意味が込められています。

その熨斗の起源は古く、

絵柄が縄文時代の土器に記されており、

それらの形状に由来していると考えられています。


土器に記されている縄は、

「結ぶ」ひいては「永遠・縁」を表しているそうなんですね。


つまり、

日頃のお付き合いに対し、

言葉を添えて渡すお歳暮は「縁を繋げる」という意味になるんです。

—まさかお歳暮文化が縄文時代にまで遡るなんて驚きです!

4代目社長:そうですね。こうした風習ってものは、時代が変わっても、常に人の心の暖かさを感じるものが多く、大切にしていきたいなって思いますね。


ちなみに

【お歳暮人気ランキングTOP10(GiftMoll調べ)】

第9位に焼酎・日本酒が堂々のランクイン!

いつかはここに〝本みりん〟もしくは〝調味料〟がランクインしないかなぁと思ったり(笑)。

さて、ここまで皆さんとお歳暮の由来や歴史を学んできましたが、

どうでしょう?イメージ変わりましたか??

私は、ただ漠然と

「お歳暮は贈らなくてはならないもの」

と思っていましたが、本来は、一年を通してご縁を感じたあの人に、

「贈りたいもの」

だったのですね。

なんでも簡略化されて便利になっていく世の中ですが、ご縁だけは、そう簡単になくならないものです。

振り返れば、この一年といいますか、日々、いろんなご縁で今過ごしていることに気付かされます。

〝会えない時期〟というものがあった現代こそ、

もう一度あなたにとっての〝お歳暮〟を考えてみてはいかがでしょうか(^^)

今年の白扇酒造のお歳暮のテーマもずばり!

『ご縁の真ん中に笑顔と食』

さぁ!新しい空気、新しい時代の年明けに向けて、動き出しましょう!!

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