杜氏・蔵日記

知らなきゃ損?!幻のお酒〝柳蔭〟

いつもご愛顧いただきありがとうございます!

今年の夏は思いの外、早く訪れそして今後ますます暑さを増しそうですね。

「暑い暑い…」と嘆いて仕方ありません!暑い夏に立ち向かえる体力づくりをして夏をとことん愉しんだもん勝ちです!

昔は電気もなく、暑さを様々な方法で凌いできました。〝なるべくスタミナのつく食事をして、栄養補給の出来る水分を取る〟。今も昔も変わらない考えです。

その一つでもあるのが今回ご紹介する

〝柳蔭(やなぎかげ)〟

柳蔭は、本みりんの源流といわれ、江戸時代から昭和の初めにかけ、

〝夏場の邪気払い〟

〝暑さに立ち向かうためのエナジードリンク〟

として井戸水で冷やして飲まれていました。


 古典落語「青菜」にも出てくる庶民に親しまれたお酒だったのです。

江戸では〝本直し〟と呼ばれていました。

飲みにくいお酒を手直しするという意味があると言われています。

関西では〝柳蔭〟。

名前の由来は、川のほとりの柳の木陰でちびちび風流に飲んだというのが言われだそうです。


造り方は、もち米と米麹、米焼酎のみで造る

「お米のリキュール」です。

本みりんと同じ原材料ですね!

「本みりんは飲める」と知っているけれど少し抵抗が…

と思う方はまずは柳蔭を味わっていただくと、本みりんの旨味も感じていただけるかと!

伝統的なお酒が失われないように白扇酒造では、今でも昔ながらの製造方法で伝統の味を造り続けています。

夏の暑さにぴったりなお酒を…と、先人が甘さにとことん追求して手直しして生まれた柳蔭。

そんな歴史に思いを馳せながら、

暑い夏にちびちびと愉しんでみてはいかがでしょう。

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